CDドラマを買った。
乙一原作のあの作品。
最初に読んだのは、『ザ・スニーカー』で。ものすごく引き込まれた。
小泉さん風に言うなら、「感動した!」
それがドラマCDになった。
声優は結構よかったと思う。演技も。
内容も、原作とは全く一緒でなかったところも、良かった点もあった。
でも、やっぱ小説のほうが読者の想像を掻き立ててくれて、ストーリーにすんなり入っていけたように思える。
原作は、妙に現実感があった。それはCDでもあったけど、ちょっとそれには及ばないように思えた。やっぱ、最後のシンヤのセリフは「リョウ、ロッカーのナンバーは445だよ」でしょう。

原作で想像してたこと、特に、あの暴走車のことは、読者はみんな思ってたと思う。そこをついてくるのは、乙一が脚本に深く関わっているのか、それとも脚本書いた人も、実は原作をすでに読んでいたのか、はたまたわざと乙一がそれをつくようにしたのか。謎だ。
これは別にいいんだけど、あまり言ってほしくなかったセリフもあった。これを言っちゃ・・・、てなカンジの。

でも、全体としては良かったんじゃないのかな。
ああ、ユミは原作のままのほうが良かったかも。
そうえいば、まだ初回特典のエッセイを読んでなかったな。これから読もうっと。

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